SSブログ

いやになるほど愚直で、たまに狡猾。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第34節 東京V●1-2○千葉 (味スタ '10.11.14sun)

前節の敗北で5位に沈んだジェフが
4位・東京のホームに乗り込んで勝利。
わずかに残された昇格の可能性を信じるお互いの
執念を剥き出しにした一戦を制したことは素晴らしい。

しかしここでまた立ち止まることは許されない。
次の対戦相手を手前勝手に格付けすれば必ず酷い目に合う。
連勝を続けてシーズンの最後まで望みを繋ぐぞ!と意気込むことは簡単だが
意気込みだけで乗りきれないことは既に学習した。
水曜日に行われる天皇杯を含めて、完璧なマネジメントを期待する。
そこに同情の染み入る隙間は分子レベルで皆無だ。


 

続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

ナンなんだよ。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第33節 札幌○1-0●千葉 (札幌ド '10.11.7)

現実は厳しいな。
僕の唱えた呪いの言葉が効いたのか、福岡が栃木に負けてくれた。
だけど距離を縮める千載一遇のチャンスにジェフも負けた。
「人を呪わば穴二つ」というわけか。

僕の口からはもう新しい言葉は出てこない。
今までと同じように、可能性のある限りもがくことを誓い、薦める。
勝利のための叱咤と激励を空転させ、その無力さから目をそらす。
…いかん、僕の中のダークサイドが拡大しつつある。
このまま語り続けたら飲み込まれてしまいそうだ。
オラの理性が残っているうちにここから立ち去ってくれ!

俺はな、カレーはナンとじゃなく、ライスと一緒に食いたいんだよ!!
しまった、ぜんぜん関係ないところから本音が漏れた。
サマナラのカレーは掛け値なしに旨いが、基本はナンだ。
だから僕はナンを拒否するのが邪道と思うあまりサマナラを利用できない。
こんな僕にジェフサポーターを自称する資格はないんだ。
罵ってくれ。弱い僕を叩いてくれ。うう。



可能性のある限り諦めない、なんてのは当然のことだ。
つま先を頂点に向けて歩くことはあらゆる競技における原理だもの。
泣きべそかきながらでも立ち上がって歩かなきゃいけないのさ。

スタンドからピッチへ飛び出して相手GKを羽交い絞めにして
「オレの体ごとゴールを貫けーッ!」とか叫んで
ジェフの勝利のためにこの命を投げ出せたら幸せだな。

支離滅裂ゥ。

10ユニアイコン.gif走りきれバナー.gif
コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

算数キライ。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第32節 千葉●1-2○甲府 (フクアリ '10.10.31sun)

前回の記事で、ここで負けたら終わると書いた。
昇格レースの行方を決める最後の勝負どころが
この甲府、札幌、東京Vと続く三連戦になるという見込みは妥当だと思う。
ここを一敗もせず、勝点7ポイントほど獲得してくぐり抜ければ
そこから先を混戦に持ち込める可能性があるという予想だった。
しかしもっとも勝ちを見込めたホームゲームで
勝点ゼロという最悪の結果に終わった。

負けたら終わると宣言した者が敗戦について何か語れるだろうか。
僕のボキャブラリーを試そうっていうのか?
いいさ、これも試練だ。

勝負士として負けてはいけないところで負けた。
それは受け止めなくてはならない。
だが可能性がある限り戦い続けるのもまた戦士の矜持。
数値の可能性を追いかけてみよう。

2位甲府との勝ち点差は11ポイント。
3位福岡との勝ち点差は7ポイント。
リーグ残り6試合でジェフが全勝すれば勝点+18ポイント。
これを前提にして、対戦相手の状況を考えてみよう。

甲府が残り5試合で勝点+8ポイント
これを充たすとジェフの逆転はなくなる。
例えば甲府が3勝すればアウトだ。
甲府が2勝1分2敗以下ならジェフ復活のチャンス。
端的に言えば「2勝が条件」。
甲府がそれをこぼせば“全勝のジェフ”の大マクリ炸裂だ。

福岡が残り6試合で勝点+12ポイント
これを充たすとジェフは勝点で追い付けなくなる。
例えば福岡が4勝すればアウト。
福岡が3勝2分1敗以下ならジェフ復活のチャンス。
端的に言えば「3勝が条件」。
福岡がそれをこぼせば“全勝のジェフ”の逆転満塁ホームランである。

この状況からでも6連勝するほどの勢いを見せられれば
福岡と甲府に相当パワフルなプレッシャーをかけることができるだろう。
その可能性に望みを託し、残された情熱の全てを懸ける。
僕たちにできるのはそれだけだから、責任を持って挑もうじゃないか。
余談だが
岐阜と栃木が福岡・甲府の両方との対戦機会を残している。
親近感あるカラーの両チームにもちょっとだけ期待させてもらおう。

≪福岡:今後の対戦≫
第33節 H栃木戦
第34節 A大分戦
第35節 H東京戦
第36節 A岐阜戦
第37節 H札幌戦
第38節 A岡山戦

≪甲府:今後の対戦≫
第33節 H北九州戦
第34節 A栃木戦
第35節 H草津戦
第36節 試合なし
第37節 A水戸戦
第38節 H岐阜戦

すっげーみっともないけど
福岡負けろ、甲府負けろって
最終節まで唱え続ける所存です。

10ユニアイコン.gif走りきれバナー.gif
コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

殺る気スイッチ。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第31節 横浜○1-0●千葉 (三ツ沢 '10.10.23sat)

負けた。
負けそうな感じはしていた。

横浜はフクアリで滅多打ちにした相手だから甘く見がちだが
現在の彼らは絶好調で復讐に意気込む鼻息は荒く
ジェフが苦手とする受けて立つ体勢の取り組みになると予想できた。
福岡と甲府の試合が翌日だから、ケツの火も漠然としている。
そしていまだ克服できないアウェイゲーム・コンプレックス。

いつものパターン通りなら勝てない試合だと思っていた。
それに打ち克つ強さを今こそと期待したが、叶わなかった。
ここで言っているパターンは戦術や試合運びのことではない。
もちろん戦術などのサッカー的な側面に敗因はあると思うが
今のジェフは試合の前から結果を読めてしまう哀しさがある。
予定調和のように。

今季アウェイでの勝利は三試合しかなくて
そのうち大分とは対戦自体が完全に“勝ちパターン”だし
残る北九州と富山は見事なまでにボトム2。
アウェイでは勝って当然の相手にしか勝っていないというデータだ。

…。

えーとね。
「パターン」なんて非論理的なものだから
それを根拠にして今後のジェフの展望について語ってみたら
“鋭すぎない叱咤”のような記事が浮かび上がるかなと思ったのだけど
出現したのは“リアルすぎる予言”だった。
発表を自粛することにした。

でも非論理的だとは思うもののこの視点を追求したことによって
客観的に見たら完全に負け犬ムードだということが肌身で理解できた。
そして、いま置かれている立場がくっきりと立体的に見えた。

甲府・札幌・東京と続く次節からの三試合は
確実にジェフの命運を決定づける。
あと7試合あるなんて考えない方がいい。
最短の場合、あと3試合で行方がハッキリする。

ここが正念場だ。正念場って言葉が耳馴染みすぎて軽く感じるなら
ここが崖っぷち。ここが悲劇と喜劇の分水嶺。ここが死活の臨界点。
説得材料をお蔵入りにしてるから説得力が無いけれど、断言する。
ここで負けたら、終わる。

命懸けの3試合でなければいけない。
北九州戦でやろうと考えている壮行イベントは甲府戦で全部やろう。
そろそろ作ろうかなと思ってたゲーフラは今夜作ろう。
神頼みでは足りない、敵を呪おう。
反モラル行為ギリギリのあらゆる手を打とう。
殺る気スイッチをみつけ、押そう。

まずは甲府戦。
3試合で唯一のホームゲーム。
もういちど言う。
ここで負けたら、終わる。


10ユニアイコン.gif走りきれバナー.gif


コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

とにかくすごい自信だ。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第30節 千葉○1-0●水戸 (フクアリ '10.10.17sun)

しかるべき時に得点しなければ、必ずしっぺ返しを食う。
こめかみに押し当てられたロシアン・ルーレットの拳銃のように
かのサッカーの定説が僕に圧力をかけ続けた試合。
シュートが空砲に終わるたびに耳のそばで撃鉄をコックする音が聞こえるから
でかい声でも出してないと気がおかしくなりそうだった。

それゆえタイムアップのホイッスルには命を救われた気分で
思わず雄叫びをあげてしまったが
普段なら勝利の瞬間に歓喜するような試合内容ではなかったと思う。
おそらくそれくらい“勝利のみに”集中していたということだろう。
そういうモードでいなければならない状況なのだ。チームも、僕らも。

妙に長くなった続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

走りきらずんば!その先を得ず。 [JEF UNITED 市原・千葉]

「走りきる!そして、その先へ。」から
「走りきれ!そして、その先へ。」と命令形に変わったことで
“パワーアップした”と感じる人はあんまりいないような気がするけど
今季初頭から使い続けて来たスローガンに手を加えることで
いま一度メッセージを強調する効果はあると思う。
2008年に掲げた「今こそ!Win By All」の旗印が僕らを団結させたように
いま掲げるべき旗を示すことは士気を高めるはずだ。

僕はクラブのメッセージを受け取った。
言葉の活用形が変化したことに意味はない。要は年頭に固めた意思の再確認だ。
公式サイトに掲出された中途半端なトリミングのバナーも
「各自うまく使いたまへ」というメッセージと読んで間違いなかろう。
サポーターに対応力を要求することで団結力の向上を促すジェフ…
恐ろしい子!

さあみんな、これを使うんだ。
サムネ小.jpg
サイズ・仕様を変えて数種類お直ししてまとめたから
あとは各自の判断で選び、ブログなどに使用してくれ。

 

さあ、僕らがすべきなのはこの旗印の下に意思を統べるということだ。
ピッチに一瞬でも諦めたようなプレーをする選手がいたならば
僕らは一丸となって「走りきれ!」と叫ぶんだ。
下を向いてぐずぐずしてる仲間がいたら「走りきれ!」と叱咤するんだ。
福岡や甲府の状況なんて考えなくていい。
全力で走りきったなら、その結果がその時点の僕らの到達点だ。

柏にこんな大差でぶっちぎられて僕は悔しい。
正直やつらに追いつくのは難しいかもしれない。けれど、だからこそ
どうしてもこの昇格レースのファイナルラップの主役になりたいんだ。
「ジェフのラストスパート凄かったな」と言わせないと
僕はど~~~うしても気が済まないんだ。

メッセージを受け取ったなら
悔しさに締めつけられた胸の痛みがあるのなら
本気になれ!
走りきれ!
そして、その先にあるものをよーく見れ!


10ユニアイコン.gif走りきれバナー.gif


コメント(13)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

無様でも退屈でも、歓喜を土産にくれるなら。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第29節 富山●0-1○千葉 (富山 '10.10.3sun)

この日は13時キックオフのこの試合からずっと家でサッカーTV観戦。
試合内容がすっきりしなかったので終了直後はうーむと唸ってしまったが
福岡が熊本に敗れる朗報のおかげで一勝の重みを割り増しに感じられた。
我々にとって意味があるのは、現在の勝点ではなくシーズン終了時の順位だけ。
だがこうして勝ち、福岡との差が実際に小さくなった順位表を見て
獲得した3ポイントの価値を実感することは、決して無意味ではないはずだ。

 

ゴールは谷澤達也のファーストタッチのアイデアが決め手だったが
ワンツーパスを交わした谷澤と青木孝太のコンビネーションも特筆したい。
バイタルエリアの密集を突破するイメージを共有できていたように思う。
ただし、決まっていなければ谷澤の持ち過ぎが悔まれたところ。
これは押し込んだ孝太に谷澤が感謝すべきかもしれない。

これで孝太は3試合連続ゴール、今季通算6ゴールとした。
若いストライカーには連続ゴール記録を延ばす野心を持ってもらおう。
守り勝つことを哲学としているわけではないジェフとは言え
この日のように唯一のゴールが決勝点になることだってある。
これからはそういう試合運びがきっと必要になってくる。

無様でも、面白くないと言われても、得るべき勝点をもぎ取る。
本当の強さを持っているチームはそれができる。
逆に言えば、そうやって積み重ねたものだけが“強さ”の証明だ。
また、歯がゆく面白くない試合からでも歓喜を持ち帰って来てくれる
最終的にはそういうチームが多くの人から愛されるのかもしれない。
日本人が判官贔屓だなんて嘘だぜ。みんな巨人と横綱が好きだぜ。

J2に落ち、さらにJ1昇格圏外に落ち
これで野犬のような飢えが沸いて来ないのでは本格的にヤバい。
福岡との差が詰まったからと安心して気が抜けるのではいけない。
今節 実感した「とにかく勝つ」という事の意味を噛みしめ
されど順位表に惑わされず、愚直な野犬のように突っ走ってほしい。
僕たちも僕たちにできることをしよう。

遠征に行かれた同志諸兄、お疲れさまでした。
僕の分まで応援してくれてありがとう。


10ユニアイコン.gif走りきれバナー.gif


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

きみの行く道は、希望へと続く。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第28節 千葉○2-1●栃木 (フクアリ '10.9.26sun)

相手に退場者が出た後の失点など
試合をコントロールし切れない危うさは相変わらず。
だが二つのゴールはいずれもクロスに対する狙いがハッキリしており
得点を取るカタチの整備ができ始めていることを予感させてくれた。

右サイドで谷澤達也の落としを受けた青木良太がアーリークロス
それをニアに走り込んだ工藤浩平が頭で擦らせて
キーパーの手前で青木孝太が押し込んだのが先制ゴール。
(伊藤大介もフィニッシュできる位置に走り込んでいた)

アレックスがスピードに乗ったドリブルで左サイドをえぐり
ニアゾーンへ走り込んだ孝太へプルバック気味にグラウンダークロス。
少しズレたが孝太が上手く触って決め、2点目。
(孝太がスルーすれば谷澤が決めていただろう)

クロスをニアで受けようという意思統一がされていたように思う。
僕は柏戦で北嶋に決められたゴールが記憶にあり
あーいう出し手と受け手の意思が合致したフィニッシュパターンが
どーしてジェフにはないんだろーな!!
と憤っていたわけだが、少しばかり溜飲が下がった。

 

わりと短い続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

渾身のストレート。 [JEF UNITED 市原・千葉]

負けてはいけない上位対決で福岡、柏に連敗。
ジェフの試合がない第27節も福岡と甲府が勝ち、差を広げられてしまった。
きっとちまたでは江尻監督の進退に関する話題が取り沙汰されていることだろう。
僕の周囲でも、クラブの現状を嘆くのとその話題はセットになっている。
選手の移籍ウィンドーが閉じてしまったから争点がそこに集まるのだと思うけど
みんなが何か劇薬が必要だと感じている証左ではあるだろう。

僕の中にもモヤモヤしたものがないでもない。
モヤモヤしていて気持ちが悪いので、いちどハッキリ文字にして
自分の考えを確認してみようと思ったり思わなかったりする(モヤモヤ)。

まず僕のポリシーとして
いちど「信じる」と宣言したらそれを簡単には覆したくない。
だから結論はあっさりと出てしまって「更迭はなし」。
でもそれだと検討にならないので、そんな宣言はしなかったことにし
学究の徒になって考える。
僕の中のモヤモヤの正体はたぶん「その宣言、正しかったか?」
という自問に起因するんだろうから、ちょうど良い。

 

とっても長い続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

「でも、いい試合だったよね」。 [JEF UNITED 市原・千葉]

★J2リーグ第26節 千葉●2‐3○柏 (フクアリ '10.9.19sun)

天皇杯の琉球戦で低いカテゴリーに所属する相手に対し
リスペクトを欠き、熱意で劣る試合をした。
「下位クラブとの試合は難しい」。
常識のようにしばしば言われる。

J1昇格を懸けたリーグ戦で遥か先を走る柏とのダービーマッチでは
過剰なリスペクト、すなわち畏怖に支配され、勇気を欠く姿を見せた。
「上位クラブには敵わない」。
実力社会の理かもしれない。

だが言うまでもなく、これらの常套句を併用することがあってはならない。
両方を使い分けるのは自らの弱さを認めない最低の弱虫だ。
下位クラブにも上位クラブにも弱々しい戦いしかできない
それならば、我々は誰よりも弱いのだという事実をただ粛々と受け入れ
黙るしかないのだ。

 

ちょっと長めの続きを読む


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。